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太陽光と電気自動車と中国を軸に再エネ100へ加速する世界

2023年05月31日

RE100電力株式会社

飯田哲也 環境エネルギー政策研究所 所長   世界が再エネ100へ加速している状況を示す報告が相次いでいる。1つは国際エネルギー機関(IEA)による「再生可能エネルギー市場アップデート」(2023年6月)で[1] 、世界全体で440〜500GWの再エネが追加されると予測している。IEAは、2022年...

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原発ゼロを達成し再エネ100を目指すドイツ

2023年04月30日

RE100電力株式会社

飯田哲也 環境エネルギー政策研究所 所長   4月15日、ドイツが公約どおり、最後の原発3基を閉鎖し、原発ゼロを実現した。12年前に日本で起きた福島第一原発事故を受けて、メルケル独首相(当時)が倫理委員会を立ち上げて、事故からわずか4ヶ月後に17基の原発の廃炉を決めたと理解されているが、正確には異なる。 20...

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真のGX戦略は地域から

2023年03月31日

RE100電力株式会社

飯田哲也 環境エネルギー政策研究所 所長     昨年来、1970年代を彷彿とさせる「エネルギー危機」が世相を騒がせている。生活に直結する「電力不足問題」やエネルギー価格の高騰がメディアを賑わせているが、より深刻な危機として、私たちの文明の存続を危うくしうる気候危機が横たわっている。これに対して、岸...

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営農型太陽光発電の時代

2023年02月28日

RE100電力株式会社

農地での再エネ利用は、世界的に関心が急速に高まっている。原生自然ではなく既に人の手が入っていること、土地を立体的に利用できること、膨大なポテンシャルがあることから、太陽光や風力を立地する上で優先すべき土地だからだ。 風力が「膨大な土地を必要とする」という批判は的外れで、利用するのはタワーの基礎のみだ。したがって風力発電...

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雪崩を打つEV化と取り残されるEV大転換

2023年01月31日

RE100電力株式会社

昨年の世界全体での電気自動車(EV)の新車販売が前年比60%増となる1050万台・シェア13%と速報された(プラグインハイブリッド車を含む、以下同)。中国や欧州、米カリフォルニア州などが先行し、自動車大国の日本は2%未満と大きく出遅れている。世界全体の自動車販売が微減する中、既存の化石燃料車(ガソリン・ディーゼル)は比...

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「地上の太陽」より「宇宙の核融合」

2022年12月28日

RE100電力株式会社

暮れに核融合がにわかに注目を集めた。米研究所が初めて「投入を上回るエネルギーを発生」させることに成功したと発表したからだ。「地上の太陽」「科学的に大きな進展」「気候危機やエネルギー問題の解決可能性」などメディアがひとしきり賑わいを見せた。GX会議に核融合を含めていた岸田首相にも追い風に見える。  しかしこれは空騒ぎに過...

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RE100は世界の科学者の「常識」になった

2022年11月30日

RE100電力株式会社

今年7月末に、LUT大学(フィンランド)のクリスチャン・ブレイヤー教授を筆頭とする国際的に主要な世界9カ国から15の大学・研究機関・23名以上の研究者が、過去に実施された何百もの科学的研究をレビューした共同研究の成果として、2050年までに世界は再生可能エネルギー100%(RE100)に到達でき、それが最も経済的で、し...

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RE100を目指す環境省脱炭素先行地域(その4) 第2回目の公表結果を分析する

2022年10月31日

RE100電力株式会社

そうこうしているうちに、環境省脱炭素先行地域の第2回目として20カ所が選定された(注1[1])。今回は50件の応募があり、20件が採択された。これで総計100件に対して、計46件が採択されたことになる。 一瞥して驚くのは、第1回目に採択された計画よりも、いろいろな意味でレベルが一気に高くなっていることだ。 平均的な事業...

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RE100を目指す環境省脱炭素先行地域(その3) 現実に直面する「壁」

2022年09月30日

RE100電力株式会社

今回は、現実に環境省・脱炭素先行地域に取り組んでいる大潟村を具体例に、理想から計画、そして現実に落としていくと、さまざまな「壁」にぶつかる。以下、主要な課題を列挙する。    ①太陽光発電と蓄電池のオフサイトPPA  地域の電力を再エネ化する上で、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた取り組みが中心となる。この場合...

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RE100を目指す環境省脱炭素先行地域(その2) 申請計画策定の虎の巻

2022年08月30日

RE100電力株式会社

今回の環境省・脱炭素先行地域で、再エネ100%(RE100)を求めている条件は、環境省が公表している交付金要綱[※1]によれば、大きく2つだ。まず、必須要件は、「民生業務部門の再エネ電力100%」だ。いわば、フィギュアスケートの「規定演技」と考えれば良い。もう一つは、『「民生業務部門の再エネ電力100%」以外での再エネ...

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