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飯田哲也「RE100への途」

世界自然エネルギー記念日

2020.07.01

去る6月22日の夏至は、自然エネルギー100%プラットホームが主催した「世界自然エネルギー記念日」(World REnew Day)だった[1]。夏至は、北半球では一年でもっとも日が長いことから、また南半球では一年でもっとも日が短く太陽が貴重な日であることから、この日が選ばれた。

第一回目だった昨年は、「未来のための金曜日」(FFF、Fridays for Future)やアーティストのルスラナも共催に加わり、ドイツ・ボンの会場に数万人もの人たちが集まり、コンサートや集会、デモなど賑やかな集まりだった。「未来のための金曜日」とは、気候変動と闘うためにたった一人で座り込みデモを始めたスウェーデンのグレタ・トーンベリに触発されて、毎週金曜日にデモなどの行動をはじめた若者中心の運動。ルスラナは、ソーラーによるコンサートをするなど自然エネルギー100%を強く主張するウクライナのアーティストで、自然エネルギー100%プラットホームを拡げる「大使」も務めている。

新型コロナが拡がった今年は、残念ながら集まりを持つことができず、リモートで画像を使ってのイベントとなったが、「未来のための金曜日」やルスラナはもちろん、ボン市長をはじめ世界中から、自然エネルギー産業団体や環境団体、国会議員など多種多様な人々がリモート参加して、「自然エネルギーによる世界の再始動」(REスタート)への期待の声を寄せていた。筆者も短いメッセージ動画で参加させてもらった。

狭い意味での「RE100」は、グローバル大企業による自然エネルギー100%に向けた、いわゆるビジネスセクターでのイニシアチブだが、この自然エネルギー100%プラットホームに集う多種多様な人々の声と動きも重なることで、それらが通奏低音となって自然エネルギー100%が実現してゆくに違いない。

 



飯田哲也(いいだてつなり)エネルギー・チェンジメーカー 

国内外で有数の自然エネルギー政策のパイオニアかつ社会イノベーター。
京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。
東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。
ルンド大学(スウェーデン)客員研究員、21世紀のための自然エネルギー政策
ネットワーク(REN21)理事世界風力エネルギー協会アドバイザーなど国内外で
自然エネルギーに関わる営利・非営利の様々な機関・ネットワークの要職を務めつつ
国や地方自治体の審議会委員等を歴任。
「北欧のエネルギーデモクラシー」「自然エネルギー政策イノべーション」など著書多数。
1959年山口県生。


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